松山商・大野監督 初采配で快勝発進!先発・山下が8回0封の好投
「練習試合、松山商7-0松山東」(24日、坊っちゃんスタジアム)
愛媛県の対外試合が解禁され、松山商が今年初の練習試合を行った。4月から指揮を執る、前今治西の大野康哉監督(48)の初采配となり、松山東を相手に7-0で快勝した。
初めて松山商のユニホームに袖を通し「固かったですね。監督の固さが選手にうつってしまった」と反省した大野監督。ベンチの最前列中央に陣取り、外野の守備位置や投手のフォームなど細かな部分まで大声で指示を飛ばした。
4点リードの八回1死満塁で、初球スクイズで追加点を奪うと、続く主将の国沢彪馬内野手(3年)が「監督に『リラックス』と声をかけてもらい、思い切っていった」と、2点適時打。投げては先発の山下貫太投手(3年)が8回0封の好投。大野監督も「代える理由がなかった」と気迫の投球をたたえた。
就任から2カ月半、「甲子園がなくても、自分も選手も野球に夢中になれている」と手応えはある。8月1日からの代替大会へ向け、好スタートを切った。