楽天・松井は五回途中4失点でKO 先発2戦目も初勝利ならず
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「楽天-日本ハム」(27日、楽天生命パーク宮城)
先発転向の楽天・松井裕樹投手(24)が、今季本拠地初登板。だが、中盤に日本ハム打線の集中打を浴び、4回2/3を4失点でKOとなった。
初回から制球に苦しみ、先頭の西川に四球を与える立ち上がりも、後続を抑えて無失点。その後も走者を許しながら、粘りの投球を見せていた。
だが、1点リードの四回1死で杉谷に右翼席へ運ばれる同点ソロを打たれると、続く五回は2死二塁から近藤に右前適時打、さらに中田に左翼席への2ランを被弾。その後も危機を招き2死一、二塁の走者を残して降板となった。
前回20日のオリックス戦(京セラドーム)では、1失点に抑えながら球数がかさんで4回で降板。2戦目での初勝利を狙ったがKOとなり「スライダーでストライクが取れず、直球とフォークを狙われた。走者を出してからの四球も多かった」と反省の言葉が並んだ。