楽天・浅村が球団新の1イニング5打点 1試合7打点は球団タイ
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「楽天-日本ハム」(27日、楽天生命パーク宮城)
楽天・浅村栄斗内野手(29)の逆転弾が、記録ずくめの猛攻を生み出した。
五回、2点差に迫り、なお無死一、三塁の場面。日本ハム2番手・玉井の代わりばなの初球シュートを捉えた当たりは、左翼席へ運ぶ逆転の3号3ランとなった。「チャンスで打てて良かったです」と淡々と話した浅村。だが、猛攻はこれだけで終わらない。
辰己の適時打や2つの押し出し四球で大量点を奪い、2死満塁でこのイニング2度目の打席が回ってくると、今度は日本ハム3番手・堀から右翼越えの2点適時二塁打。相手の中継が乱れる間にも1点を加え、打者14人の攻撃で05年以来となる球団タイ記録の1イニング10得点となった。
浅村の1イニング5打点は球団新記録。八回にも右中間への2点適時二塁打を放ち、これも球団タイ記録となる1試合7打点(自身は西武時代の17年以来2度目)となった。