巨人が全国各地のOBとスカウト契約 石毛氏、岸川氏ら21人
巨人は27日、球団OB21人と「読売巨人軍OBスカウト」として契約を締結したと発表した。スカウト活動の強化を目指し、全国各地で人脈を持つOBスカウトに有望選手などの情報提供を求める。
巨人-近鉄-阪神と渡り歩き、プロ通算34勝83セーブの石毛博史氏は富山県を担当。ダイエー時代に3年連続20本塁打以上をマークし、巨人の1軍打撃コーチを務めた経験もある岸川勝也氏は、福岡県エリアを託された。
主に少年野球の指導に携わっている球団OBに依頼。選手との直接交渉は行わず、情報を各地区の担当スカウトに提供する役割を担う。人間性を深掘りすることも狙いの一つで、原監督は以前、「いろんな意味でいい選手を発掘することが目的です」と説明していた。