江本節炸裂!ノムさんは「人を褒めない人だった」 素顔語り情の深さも明かす
今年2月11日に逝去した野球界のレジェンド・野村克也氏の85回目の誕生日である6月29日、南海(現ソフトバンク)でバッテリーを組んだ野球解説者・江本孟紀氏のトークショー「追悼・野村克也 蔵出しドキュメンタリー上映&江本孟紀が語り尽くす“南海ホークス秘話”」が有料動画サービス・ツイキャスで生配信(20時開始)された。
野村氏と4年間ともにプレーし、その後も親交の深かった江本氏は、野球以外でのノムさんの素顔を語った。
「決して人を褒めない人だった。実は長嶋(茂雄)ファンだったけどそれは絶対に言わなかったし、褒めてるのかけなしてるのか分からないことを、亡くなる直前まで言っているような人だった」といつもの“江本節”で笑いを誘ったが、「自分もずっとボロカスを言われたままでしたけど、パーティーに呼ぶと、いつも必ず夫婦で来てくれた。家族でもない、親でもないんですけど、何か独特の感覚がありましたね」とノムさんの情の深さを明かした。
野村氏は1977年に監督兼選手を務めていた南海を、不本意な形で去ることとなったが「野村さんは南海ホークスが絶対好きだったと思いますよ。いろいろありましたけど、自分も南海での4年間はいい野球人生が送れたと思う一つだった」と懐かしんだ江本氏。
野村氏の秘蔵映像などが流れる同番組は、7月6日の23時59分までアーカイブ配信でも見ることができる。