巨人・原監督 乱調の沢村を試合中に説教「四球というのは計算できない」

9回、ベンチで厳しい表情の巨人・原辰徳監督=東京ドーム(撮影・中田匡峻)
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 「巨人3-5DeNA」(1日、東京ドーム)

 巨人が痛恨の逆転負け。連勝が2で止まった。

 誤算は沢村だった。1点リードの八回、信頼してマウンドに送り込んだが制球が定まらない。先頭乙坂に対して球速は156キロを計測も四球。柴田は三振も、続く楠本にも四球を与えた。

 原監督は「四球というのはなかなか計算できないよね。計算していたら出せないよね、投手をね」と厳しい表情。たまらず高木にスイッチしたが、2死満塁からオースティンに右越えの3点三塁打を打たれ、逆転された。

 先発メルセデスの力投から鍵谷、中川とつないで八回までこぎ着けたが、剛腕が乱れた。試合中、ベンチ内で沢村を説教。期待が大きいだけに「なんとか、あのへんをチームが困っている時に沢村がね」と、奮起を促した。

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