日本ハム・野村、本拠で初安打も謙虚に「力不足は感じています」小笠原ヘッドは期待
「日本ハム0-4ソフトバンク」(1日、札幌ドーム)
日本ハムの野村佑希内野手が本拠地での初安打をマークした。
2回1死から清宮が今季初安打となる右翼線への二塁打で出塁。直後の野村は、石川の123キロの変化球を右前に運んだ。得点にはつながらなかったが、「二塁打で清宮さんが出てくれたので、ホームにかえしたい気持ちはあった。次の人にしっかりつないでいけるような打撃をしたい」と振り返った。
2年目の今季は開幕スタメンに大抜てきされるなど首脳陣の期待も大きい。それでも野村は「周りの人に比べたら全然打ててない。力不足は感じていますけど、やっぱり成長していくしかない」と浮き足立つ様子はない。
この日は1安打に終わったが第2打席の右飛、第4打席の中飛も、打球には力強さがあった。小笠原ヘッド兼打撃コーチは「どんどん初球から振れている。たまたま結果に出ていない部分もあるかもしれないけど、これから先が楽しみだと思える打席が多い」と期待感を口にした。