独立リーグ兵庫の149キロ右腕・落合、初先発で5回2失点の好投
「関西独立リーグ、兵庫ブルーサンダーズ2-306ブルズ」(2日、花園セントラルスタジアム)
兵庫のプロ注目の149キロ右腕・落合秀市投手(18)=和歌山東=が2日、独立リーグ入団後初の先発に臨み、5回を3安打2失点(自責点1)4奪三振と好投した。
初回、先頭への四球をきっかけに1死三塁とされ、左前打でいきなり先制を許した。だが、すぐに気持ちを切り替え、二回から四回までは打者を3人ずつに抑えると、五回は連続三振を奪うなどして実力を発揮。2死から連続安打を浴び、味方のエラーで1点を失ったが、最後の打者も空振り三振に封じ、追加点は与えなかった。
「スライダーのキレがよかった。今日は真っすぐと決め球のスプリットがあまりよくなかったので、カーブでカウントを取ってスライダーで三振を取りにいけてよかったです」と笑顔を見せた。
昨年、ドラフト上位候補と注目を浴びるたが、その後のドラフト会議でまさかの指名漏れを経験。一度は野球を辞めることも考えたが「やっぱりプロに行きたい」と、1年目からプロ入りを目指せる独立リーグへの入団を決めた。「マウンドでの成長した振る舞いを見てほしい」とアピールした落合。ここから順調に結果を残し続け、今年こそ夢の舞台をつかみ取って見せる。