ロッテ“恐怖の7番”井上が2号2ラン チーム連敗止まって再び単独首位
「楽天5-8ロッテ」(2日、楽天生命パーク宮城)
“恐怖の7番打者”が暴れた。二回2死一塁。ロッテ・井上が、塩見の初球の直球を完璧に捉え左翼席にたたき込んだ。先制の2号2ランに「久しぶりの感触でした。打撃自体の調子は悪くない」と納得顔で振り返った。
チームとしても待望の一発だった。「先制点ほしいとずっと言っていた。先に先に取っていこうと話をしていた。いい展開だった」と井口監督。7番打者が口火を切り、打線が8得点と機能した。チームは連敗を止め、再び単独首位となった。
ダブルクリーンアップを形成し、“第2の中軸”を担う井上。打率・400でリーグトップもキープした。パンチ力に加え確実性も上がった強打者が、チームを豪快にけん引する。