日本ハム・有原3連敗 六回痛恨悲弾「一番やってはいけない」
「日本ハム1-4ソフトバンク」(3日、札幌ドーム)
勝利の女神に、またしても背を向けられた。日本ハム・有原が8回を9安打4失点で開幕から3連敗。昨季リーグ最多の15勝を積み上げた右腕も今季は勝ち星が遠い。
序盤から走者は出すも要所は締めた。三塁を踏ませず粘りの投球を見せていたが、六回に暗転した。この日初めて先頭打者を出塁させ、柳田の適時打で同点。その後1死一塁で、「一番やってはいけないパターン」とバレンティンに、高めに抜けた初球の変化球を左中間席に運ばれた。七回にも失点し、「『あの1点がなければ』という試合になっていたかもしれない」と反省の言葉を口にした。
打線の援護にも恵まれなかったが「それは我慢比べ。最少失点、先に点を取られないことが仕事」と責任を負ったエース。次回登板でこそ歓喜の雄たけびを上げる。