オリックス・吉田正 3号逆転弾!7月3本塁打、15打数6安打6打点の打率4割
「西武3-4オリックス」(4日、メットライフドーム)
ファウルか!フェアか!舞い上がった打球は右翼ポール際に落ちた。フェア!八回1点差に迫りなおも1死一塁からオリックス・吉田正が3号逆転2ランだ。
横手左腕の小川からは昨季も4月29日に2ランを放っている。「あのときも内角の球。若いカウントから勝負の方がいいのかなと思った。こっちからはファウルに見えたけど必死に走ってました」と笑った。
これで7月は3本塁打を含む15打数6安打6打点の打率4割。昨季も月間MVPを獲得した得意の月に“ミスター・ジュライ”が本領発揮だ。
「誕生日月(7月15日生まれ)だし、そういうのあるんですかね」
打率も3割に乗せたが満足はしていない。「チームが低迷しているのは責任を感じている。まだまだ得点圏の打率も低い。そういうところで打てば乗っていけると思う」と主砲の責任を口にした。
5日は今季初のカード勝ち越しが掛かる。「明るく元気に勝ちにこだわってやっていきたい」と笑顔で意気込んでいた。