今秋ドラフト上位候補の明石商・中森 3回0封5K「実戦感覚がよみがえってきた」
「練習試合、明石商5-3社」(5日、社グラウンド)
今秋ドラフト上位候補の最速151キロ右腕、明石商の中森俊介投手(3年)が5日、練習試合・社戦の七回から4番手で登板。3回を2安打無失点、5奪三振と力投した。圧巻の11奪三振を披露した前日に続き、実力の高さを示した。
七回には1死からこの日最速146キロの直球で2者連続見逃し三振。八回は右前打などで走者を背負ったが、最後はキレのあるスライダーで三振に封じ、得点は与えず。九回も打者3人で切り抜け、リードを守り切った。
「昨日と今日で実戦感覚がよみがえってきた」と手応えをつかんだ様子の右腕。「まだ軸足に体重が乗り切れてないので、細かい修正をしていきたい」と開幕が迫る代替大会と甲子園交流試合に向け、気を引き締めた。