今秋ドラフト候補の静岡商・高田 7回0封!三者連続7K 課題の変化球が向上
「練習試合、静岡7-6静岡商」(5日、静岡県草薙)
今秋ドラフト候補で最速148キロ左腕の静岡商・高田琢登投手(3年)が5日、練習試合・静岡戦に先発。7回無失点と好投した。五回の三者連続を含む計7奪三振で被安打1。オリックスを除く11球団のスカウトの前でアピールに成功した。
昨夏の甲子園経験者がズラリと並ぶ相手を圧倒した。新たに取り組むスプリットや「スライダーの精度がよかった」と昨秋まで課題だった変化球が向上。阪神のスピードガンでこの日最速146キロの速球も要所で光った。
視察した阪神・吉野スカウトは「力を入れたら140キロ出て、変化球もいい」と総合力を評価した。父である高田晋松監督(50)も「質のいいピッチング」と手応え。高校屈指の左腕は「150キロを」と18日初戦の県独自大会へ力を込めた。