奈良県独自大会の組み合わせが決定 天理と智弁学園が決勝対決熱望
奈良県高野連は6日、県立教育研究所で「令和2年度奈良県高等学校夏季野球大会」の組み合わせ抽選会を行った。
甲子園交流試合への出場が決まっており、今大会の優勝候補である天理と智弁学園の両主将が、決勝戦での対決を熱望した。
「いよいよ始まるのかと楽しみな気持ち。(昨年の)秋の県大会は3位だったので、奈良県で1位というのを目指してやっていきたい。最後は智弁とやりたいです」と天理・下林源太主将(3年)が語れば、負けじと智弁学園・白石陸主将(3年)も「自分たちは4番もエースも2年生ですが、3年生だけでもやれるぞ!というところを見せたい。決勝はやっぱり天理とやりたいです」と闘志を燃やす。天理は22日、智弁学園は21日にそれぞれ初戦を迎える。
また、今大会は開会式が行われないため、抽選会後に一条の岸上夏樹斗主将(3年)が選手宣誓を行い「ともにグラウンドで戦う仲間がいることに感謝、真剣勝負でぶつかり合う仲間がいることに感謝し、最後のアウトコールが響くまで全力で戦うことを誓います」と宣言。
受験のために引退を決意した3人の3年生部員を思い「もちろん野球がやりたくなくて辞めた訳ではないので、3人の分までしっかり戦いたい」と最後まで全力でプレーすることを誓った。