中日サヨナラ機で野手使い切り…投手に代打投手の奇策も撃沈 三ツ間が三振で試合終了
「中日1-2ヤクルト」(7日、ナゴヤドーム)
中日は延長の末に競り負け、3位浮上を逃した。
1点を追う十回はヤクルトの守護神・石山を攻め、1死一、三塁の好機をつかんだ。ここで平田が右直を放ったが、三走・遠藤は帰れず。そして、ここでヤクルトベンチは京田に対して申告敬遠を選択し、2死満塁となった。
一打逆転サヨナラの絶好機で、打席には8番に入れていた投手の岡田。だが、野手を使い切っていたため、与田監督は同じく投手の三ツ間を代打に送った。1-2から1球ファウルで粘ったが、最後は空振り三振となった。三ツ間はプロで5打席無安打、岡田は24打席無安打だった。
伏線は十回の守備。9番に入っていた捕手のA.マルティネスに代え、同じく9番に加藤を捕手として起用。野手は全て使い切る勝負に出た。だが、結果的には決勝点は十回から登板した守護神・岡田が4与四球で押し出し。そして、同じく十回から8番に入れた投手岡田に打順が回ってくる最悪の展開となった。
ここまで6試合で与四球0だった男のまさかの乱調で決勝点を与えて動揺したのか…。痛恨の采配ミスも重なって、力尽きてしまった。