ロッテ・安田2年ぶり弾 井口監督の思い届いた!「彼らしいバッティング」

 「ロッテ8-6西武」(7日、ZOZOマリンスタジアム)

 苦しんだ末に待望の一発が飛び出した。4-2の六回1死一塁。ロッテ・安田が高橋光のフォークを「うまくすくい上げることができました」と右翼席に運んだ。 今季25打席目で放った1号2ラン。今季2本目の安打がアーチになり「ここまでチームに迷惑をかけているので、一本打つことができて良かったです」とはにかんだ。

 若武者の2年ぶり2本目の本塁打を誰よりも喜んだのは井口監督だ。昨季は2軍で経験を積ませ、3年目の今季、初めて開幕1軍メンバー入りさせた。将来の4番候補を育成するために「上に置くなら使わなければいけない」と覚悟を決めた。連敗を3で止めることに貢献した一発。「ようやく彼のバッティングができた」と目を細めた。

 課題は多い。この日の試合後には内野で特守のノックを受け、弱点克服に励んだ。「もっともっとチームに貢献できるように頑張ります」と意気込んだ安田。未完の大砲は必ず飛躍を遂げる。

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