楽天・浅村、意地の3戦連発 千賀のカーブに「反応できた」
「ソフトバンク4-3楽天」(7日、ペイペイドーム)
勝利へは一歩及ばずも、昨季とは違う打線の力強さは見せた。その象徴が楽天の4番・浅村だ。1点を勝ち越された直後の三回1死。ソフトバンク先発・千賀のカーブを左翼席へ運ぶ、3試合連続8号ソロで同点に追いついた。
「一番速い球に合わせながら甘く来たので、しっかりたまって反応できた」という一発。昨年のレギュラーシーズンは打率・163と苦しんだソフトバンク戦、そして打率・133と打ちあぐねた千賀を相手に、4番が破壊力を示した。
五回に再び勝ち越されての惜敗に三木監督は「悔しい試合」としたが、「今日は勝てなかったが、打線の方は粘り強く対応できていた」と評価。連勝は3でストップしたが、攻撃陣に一定の手応えを得ていた。