楽天・藤田が代打で仕事 勝利呼び込む2点タイムリー「最高の気分でした」
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「ソフトバンク8-12楽天」(8日、ペイペイドーム)
楽天・藤田一也内野手(37)が、勝利への流れを呼び込む適時打を放った。
序盤に大量得点もソフトバンク打線の追い上げを受けて2点差に迫られた六回だ。太田の二塁への適時内野安打で1点を加え、なお2死一、二塁の場面に代打で登場した。
「今日はどっちに流れがいくか分からない展開。いいところで回ってきたら(出番が)あるかなと思っていたので早い回から準備していた」と藤田。ソフトバンク・岩崎の150キロの直球をはじき返し、左中間への2点適時二塁打で貴重な追加点をたたき出した。
代走を送られ、チームメートからの祝福を受けた藤田は「今年初打点だし、いいところで打てて良かった。最高の気分でした」と喜びを表した。三木監督も「ウチにとっては貴重な選手。1つの持ち味である勝負強さを見せてくれた」とベテランの活躍を称賛した。