ヤクルト・山田哲人、球団8000号を数センチで逃す フェンス直撃適時三塁打
「中日-ヤクルト」(9日、ナゴヤドーム)
球団8000号まで、あと数センチだった。ヤクルトの山田哲人内野手が無死一塁の場面から、フェンス上部直撃の適時三塁打を記録。2戦連続で打点を挙げ、調子は上向いている。
1点差に追いつかれた五回だった。坂口がこの日マルチ安打となる中前打で出塁。ここで山田哲に打席が回った。カウント2-1の4球目だ。高めの直球をフルスイングではじき返すと、打球は中堅・大島の頭上を襲った。勢いは衰えることなく、フェンス上部を直撃。一走・坂口が生還し、適時三塁打となった。
球団広報を通して「バッティングカウントだったので、コンパクトに強い打球を意識して打つことができました。いい角度で上がってくれました」とコメントした。
山田哲は7月に入り調子を落としていたが、復調気配だ。8日の同戦には2点適時打を放っており、これで今季14打点目。高津監督も「特に心配することはない。必ず状態を上げてくる」と信頼を置いていた。
また球団通算8000本塁打へ、あと1本に迫っている。直近の2試合では本塁打は出ていない。山田哲は球団通算7500本塁打を放っている。