楽天・足立 初スタメンで塩見を好リード「勝ち星を付けられるようにと」
「ソフトバンク1-9楽天」(9日、ペイペイドーム)
楽天・足立祐一捕手(30)が、今季初スタメンマスクで先発の塩見貴洋投手(31)を好リード。左腕を今季初勝利へと導いた。
1点リードの初回2死三塁から川島の左前適時打で同点とされるが、今季初コンビのバッテリーは二回以降はソフトバンク打線を散発の2安打に抑える内容を見せた。
「塩見さんが勝ち星が付いていなかったので、勝ち星を付けられるようにと思った」と足立。三回2死では、このカードで3本塁打と好調の柳田に対し、4球すべてカーブを要求して一塁ゴロに打ち取り「どうすれば抑えられるかなという中で、ああいう結論が出た」という配球で相手打線を封じた。
同点の五回1死では今季初安打となる左前打で出塁。この安打を含めた5連打で一挙4点を勝ち越すなど攻撃でも貢献した。
7回1失点で今季初勝利の塩見も「足立がうまく緩急を使ってくれた」と感謝。足立も「塩見さんに1勝が付いたことが何よりもうれしかった」と喜びを表していた。