ジャクソン逮捕でロッテが外国人選手への薬物乱用防止講習実施へ
昨季まで広島で活躍し、今季はロッテに在籍した元投手のジャクソン・ジュニア・ランディー容疑者(32)が10日、大麻取締法違反(所持)の疑いで広島県警に逮捕された。
大麻を液体状に加工した「大麻リキッド」を自宅で所持していた。同県警は7日に千葉市内のジャクソン容疑者の自宅を捜索。動揺した本人からの要請もあり、ロッテの松本尚樹球団本部長らも現場で立ち会ったという。
翌日の8日に本人から退団の申し入れがあり、「ことの重要性は分かった。退団を受けるべきだと」と松本球団本部長。本人は「『チームにご迷惑をかけて非常に申し訳ない』と。すごく反省していました」という。
「今回、野球界、野球ファンの皆さまに多大なるご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した松本球団本部長。「私自身も非常に責任を感じてます」と厳しい表情を浮かべた。球団は、この日から全選手、スタッフに対して尿検査による薬物検査を実施する。
また春季キャンプでは薬物乱用防止の講習を行ってきたが、松本球団本部長は「外国人だけの、しっかりした研修を実施したい」と説明した。