ソフトバンク・松田宣 今季1号 開幕から19試合目で「熱男~!」

 2回ソフトバンク2死、松田宣が右越えに先制ソロを放つ。捕手太田=ペイペイドーム
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 「ソフトバンク-楽天」(10日、ペイペイドーム)

 これがやはり応援の力なのか。不振にあえぐソフトバンク・松田宣浩内野手が今季開幕19試合目、72打席目で1号本塁打を放った。

 二回2死、楽天先発の則本昂の149キロ直球を右中間のホームランテラスへ叩き込んだ。軽やかにダイヤモンドを一周。ハイタッチはこれまで同様に行わず、チームメイトと喜びを分かち合うと、恒例の「熱男」ポーズを一塁側ベンチの端でばっちり決めた。

 鷹党にとっても待ちに待った瞬間だ。大声での応援は自粛するよう呼びかけられているため、少し遠慮気味ではあったが、松田宣と一緒に「熱男~!」を叫んだ。

 また、左翼席に陣取るソフトバンクの特別応援団の人型ロボット「ペッパー」たち20体も、一緒に熱男ポーズを決めていた。

 松田宣は「打ったのはストレートです。しっかり捉えられたし、1本出てくれて良かったです。今日からお客さんが入ってくれているのもあるし、もっと打って今日は何とか勝ちたい」と言葉にも力を込めた。

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