京都大会 京都国際のプロ注目コンビ早と釣、雨で順延に気合持ち越し
夏季京都府高校野球ブロック大会が11日に開幕し、あやべ球場での試合は開催されている中、わかさスタジアム京都と太陽が丘の試合は降雨により中止となった。わかさスタジアム京都の第1試合で、塔南戦の予定だった京都国際のプロ注目コンビ・早真之介外野手(3年)と釣寿生捕手(3年)は、中止決定後に、12日に順延となった初戦に向けて意気込みを口にした。
早は走攻守揃った外野手としてプロスカウトから注目されており、8日の東山との練習試合でも一発を放って現在高校通算28本塁打。「僕は強い当たりで間を抜いていくようなバッターなので、ホームランというのはあまり見てもらっていないので、ホームランを狙っていきたいです」と大会でさらなるアーチ量産を狙う。
もちろん、チームとしては3年生で戦う最後の試合ということで「最後は負けずに終わりたいという意識です。強いところとやらせてもらえたらありがたいことですし。最後は平安に勝って夏を終わりたいです」ときっぱり。同じAブロックの名門・龍谷大平安とは、共に勝ち進んでもブロック優勝をかけた試合まで対戦がなく、最大3試合すべてで勝利を目指していく。
また、強肩強打の釣は「僕はキャッチャーなので、しっかりと盗塁を刺したいですね。今から(学校に)戻って練習をして明日に向けてやっていきたい」と気合い。2人共にプロ志望で、限られた中でのアピールを誓った。