オリックス・西村監督 由伸を支えた堅守を評価「チーム状態も良くなってきた」
「オリックス2-1日本ハム」(12日、京セラドーム大阪)
オリックスが今季2度目の3連勝で最下位脱出。西村監督は「このところチームの状態もよくなってきた」と手応えを示した。
先発・山本がパ・リーグ一番乗りとなる完投勝利。5回までパーフェクトで2点リードの六回に1点こそ許したが、自身初の無四球完投で自己最多13三振を奪う圧巻の内容だった。
今季無傷の3勝目を飾った右腕に指揮官は「1点取られたんですけれども、しっかり抑えてくれたんで、最後は本人に託そうと」とうなづいた。
打線は二回2死二塁から山足が左翼への適時二塁打を放ち先制。さらに、続く安達が中前適時打で続いた。
今季初スタメン起用に応えた山足について「すごくいい仕事をしてくれていますね」と西村監督。さらに、遊撃・安達や捕手・若月も好守を見せ「守りもしっかりしてきた」とうなづいた。
この日の勝利で、最大「8」あった借金は「3」まで減少。「一つ一つ勝っていく、まずは5割に」と西村監督。14日からのソフトバンク6連戦を見据えていた。