DeNA・平良が6回1失点も今季初黒星「ピンチでも粘れる投手になりたい」
「阪神2-1DeNA」(12日・甲子園)
先発したDeNA・平良拳太郎投手は6回6安打1失点と好投するも、援護に恵まれず今季初黒星を喫した。
「序盤はランナーを出しながらも、低めに球を集めることができました」と戸柱のリードに乗って、抜群の制球力をみせた。初回は2死一、三塁のピンチを招いたが、ボーアを内角145キロで見逃し三振。以降は安定した投球を披露した。
六回、先頭の近本に3球連続ボール。立て直して打ち取ったが、続く糸原にこの試合初めての四球を与えた。マウンド上で少し表情をゆがめた右腕。2死二塁から大山に左前適時打を浴びた。
「四球を与えた場面は、自分のイメージと違った体の動きが出てきて、うまく修正することができなかった」と悔しさをにじませた右腕。「ピンチの場面でも粘れる投手になりたいです」と次回登板を見据えた。