ヤクルトが単独首位 青木2戦連発、村上3安打2打点、高梨が今季初勝利
「巨人2-3ヤクルト」(12日、ほっともっとフィールド神戸)
ヤクルトが3連勝。巨人との首位攻防戦を制し、昨年の4月20日以来の単独首位に立った。
初回、2死一塁から村上の左中間へのフライを巨人・亀井、丸がお見合いするラッキーな適時二塁打で先制。三回には青木のバックスクリーン右への2試合連続となる4号ソロ、五回は村上の右前適時打で加点した。
先発・高梨は5回5安打2失点で今季初勝利。六回以降長谷川、梅野、清水と無失点に抑え、最終回は守護神・石山が登板。安打と盗塁で1死二塁のピンチを招いたが、代打大城を見逃し三振、代打石川を空振り三振に仕留めた。
高津監督は「よく粘ったゲームができた。(高梨は)非常によく頑張ってくれた。一生懸命全力で戦っている姿は見受けられたし頑張ってほしい。(打線は)チャンスのないところでいいバッティングをしてくれた」と振り返った。
単独首位には「この時期なので意識することとはないですけど1つでも上へという意識を持って戦っています。その中で一番上というのは気分は悪くないですね」と話した。