田沢純一が独立リーグ埼玉入り 前レッズ投手 MLB通算388試合登板、21勝
米大リーグ、レッズとのマイナー契約を解除されていた田沢純一投手(34)が独立リーグのルートインBCリーグ、埼玉への入団で合意したことが12日、関係者の話で分かった。13日に入団記者会見が行われる。
横浜商大高出身の田沢は新日本石油ENEOS(現JX-ENEOS)時代の2008年に本格派右腕としてドラフト会議の目玉とされたが、指名を拒否してレッドソックス入り。日本のプロ野球を経由しなかったことで物議を醸し、アマチュア選手が直接メジャー移籍した場合は一定期間プロ野球でプレーできない「田沢ルール」導入に至った。
大リーグでは13年に救援として上原浩治投手とともにレッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献。昨季はメジャー登板がなく、昨年8月にマイナー契約したレッズでは今年、オープン戦に1試合登板しただけで3月に自由契約になっていた。通算成績は388試合に登板し、21勝26敗4セーブ、防御率は4・12。