日本ハム ロボットを活用したリモート観戦を実験へ
株式会社ファイターズスポーツ&エンターテイメントと株式会社電通は、14日の日本ハム-ロッテ戦(札幌ドーム)にて、日本初のロボットを活用したリモート観戦「Future Box Sheet β」の実証実験を行う。
従来のテレビを通した観戦よりも、臨場感のある能動的な観戦がコンセプト。ロボットの上部には360度自由に動かせるカメラがあり、視聴者が操作することで、プレー中の選手の表情や、ベンチの様子をスマホやパソコンの画面越しに自由に見ることができる。
またモニターには視聴者の顔を表示でき、今後は選手との会話も楽しめることができるようになる。
開発に携わった小布施典孝氏は、改良の最中としつつも「愛嬌(あいきょう)のあるロボットなので、選手もカメラより話しかけやすいのでは」と実用化を期待した。
ロボットは1台で最大1000人の視聴者の受け入れが可能。今後、チャット機能や、会話機能、ギフティング機能の拡張も検討している。この日は、視聴者の観戦は受け入れていない。