ノースアジア大明桜・長尾を巨人スカウトが視察 最速145キロ右腕
「高校野球秋田大会・3回戦、ノースアジア大明桜10-1秋田西」(14日、秋田県立球場)
今秋ドラフト候補で最速145キロ右腕のノースアジア大明桜・長尾光投手(3年)が先発し、5回1失点とゲームを作った。初回に不運な当たりが続いて先制点を許したが、二回以降は修正。「ストレートとカットボール中心で投げていた」と得意のスプリットを3球ほどに抑えながら、毎回の7奪三振に斬った。
「あまり自分的にはよくなくて」と不満げながら、左脚を高く上げる投球フォームからこの日の最速は巨人のスピードガンで144キロと自己最速にあと1キロと迫った。視察した巨人・柏田スカウトは「あれだけ脚を上げていてもブレない。バランスのいいピッチャー」と評価。佐々木湧生投手、橘高康太投手(いずれも3年)の3本柱そろって、プロ入りへアピールを続ける。