楽天・安楽 緊急登板で3年ぶり白星「うれしさはある」
「楽天7-4西武」(16日、楽天生命パーク宮城)
楽天・安楽智大投手(23)が、緊急登板で3年ぶりの白星を手にした。
2点リードの四回に先頭・栗山の打球を右足に受けた先発・弓削が、続く中村に対してカウント2-0となったところで降板。「(ブルペンの球数は)10球ぐらい。肩を作ることだけをやっていた」とブルペンで準備をしていた安楽が2番手でマウンドへ上がった。
中村には右中間への二塁打を浴びて無死二、三塁とするが、後続を木村の中犠飛に抑えてリードを守った。五回途中までを投げて1回2/3を無失点。故障で苦しんだ右腕が中継ぎで、17年以来となる勝利を挙げた。
「久しぶりの勝利にうれしさはある」としながらも「僕が必要とされている状況でしっかり投げきれるように、1年間そのポジションを守れるように頑張っていきたい」と話した。