ロッテ・鳥谷 激走!一塁から一気に本塁 “好走塁”で勝利に貢献
「日本ハム3-4ロッテ」(16日、札幌ドーム)
39歳のレジェンドはまだまだ元気だ。途中出場したロッテ・鳥谷が“好走塁”でチームの勝利に貢献した。
3-2の六回。1死一、二塁の場面で一走・安田の代走として出場した。ここで打席に立った藤岡の打球は三塁へのゴロ。捕球したビヤヌエバは三塁ベースを踏んでアウトにし、併殺を狙って一塁へ投げたが悪送球に。ボールがファウルゾーンを転々とする間に一走・鳥谷が激走。一気に本塁まで到達した。
阪神を昨季限りで退団したベテランにとって、移籍1年目の今季初得点。これが貴重な追加点になった。井口監督は「非常に、いい走りをしてくれた。良かったと思います」と目を細めた。
八回の打席では宮西を相手に左飛に倒れた。それでも守備では阪神時代も同僚だった石崎が登板した七回に先頭の近藤に四球を出すと、駆け寄って声を掛けた。右腕は粘りの投球でこの回を無失点に抑えた。
「ベテランに頑張ってもらわないといけない」と指揮官。鳥谷が“縁の下の力持ち”としてチームを支える。