巨人・野上が2軍戦でアピール 4回無失点 ロッテの左打線を手玉
「イースタン、巨人4-2ロッテ」(17日、東京ドーム)
巨人の先発は左アキレス腱(けん)断裂の大けがから6月16日に実戦復帰した野上。約1カ月ぶりの実戦登板で4回2安打無失点の投球を披露した。
「納得できるような球でも内容でもなかった」と語った前半の2回はランナーを背負ってのピッチング。それでも後続を断ち無失点にしのいだ。三、四回はこの日最速142キロを計測したストレートを左打者のインコースに効果的に投げ込み、8人の左打者を並べてきたロッテ打線を手玉に取った。「テンポも球も良くなったと思います」と後半の投球で手応えを得て降板。2四球を与えた点を反省材料に次回登板を見据えた。
その後は横川、田原、沼田が五回から八回まで無安打無失点リレー。九回は古川が2点を失ったが、最後は田中豊が三者連続三振で締めた。
打線は二回に松原、八百板の適時打で2点を先制すると、六回には高卒ルーキー・菊田のピッチャー強襲の適時打などでさらに2点を追加。東京ドームでの公式戦初陣となった阿部2軍監督に勝利をプレゼントした。
一方のロッテは右肩甲骨の亀裂骨折で離脱していた福田秀が「3番・指名打者」で実戦復帰。2打数無安打ながら2四球を選んだ。
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