侍ジャパン・稲葉監督が契約延長「金メダルへ全力疾走」若手台頭にも期待
侍ジャパントップチームの井原敦強化委員長と稲葉篤紀監督は17日、オンラインで会見。東京五輪の2021年の延期に伴い、契約延長を要請された稲葉監督は「基本的にはお受けさせて頂く方向でお話しさせて頂きました」と話した。
「就任時よりオリンピックの借りはオリンピックでかえすと申し上げて、その考えに変わりはない。金メダルを獲得することに全力疾走していきたい」と改めて決意表明した。
稲葉体制で日本は昨秋のプレミア12で優勝。東京五輪メンバーについて「基本的にはプレミア12のメンバーが土台であると言うことに変わりはありません」としつつ、「本番が1年延期になりましたので柔軟に考えていく必要があるのかなと思います」とこだわらないことも明かした。
「どんどん若い選手、いきのいい選手が出て来てほしいなと言う思いはあります。ジャパンにとっても野球界にとっても若い選手が出て来たらうれしい」と若手の台頭を期待。プレミア12のメンバーを基本線に新戦力を加味する可能性もある。
あらためて2021年東京五輪に向けて「1年後になりましたけどオリンピック金メダルという目標は変わりませんしそこに向けてじっくり考える時間がもらえたなと前向きに捉えています」と頂点を見据えた。