日本ハム・有原 今季初勝利 6回8安打苦投も意地見せた
「日本ハム7-4ロッテ」(17日、札幌ドーム)
127球で今季初勝利をつかんだ。日本ハムの有原航平投手が6回を投げて8安打、3四球と苦しみながらも2失点と粘りを発揮。5試合目で白星を挙げ「本当に迷惑を掛けていたので何とか1勝できて良かった」と胸をなで下ろした。
立ち上がりから不安定だった。「投げるリズムが悪く、守っている時間が長くなってしまった」と反省したように追い込んでからの勝負球が甘く入り、五回まで毎回、得点圏に走者を進められた。それでも併殺でピンチを切り抜けるなど、粘りを見せた。
昨季15勝でパ・リーグ最多勝に輝いた。今季は2度目の開幕投手を任されながら3連敗と苦しんでいた。「先発投手としてもっと長いイニングを投げなければいけない」。エースはそう前を向いた。