プロ注目右腕 瀬田工・小辻が9回2安打1失点13Kで完投
「高校野球滋賀大会・1回戦、瀬田工5-1国際情報」(19日、皇子山球場)
プロ注目の最速147キロ右腕、瀬田工・小辻鷹仁投手(3年)が19日、独自大会の1回戦に先発し、2安打1失点(自責点0)で完投。圧巻の13奪三振を披露し、視察したプロスカウト陣にアピールした。
初回、2者連続空振り三振を奪う好調の立ち上がりを見せると、七回と九回にも連続三振を奪うなど、キレのある直球が光った。中盤、暑さからかテンポを落とし、8つの四球を与えたが「体が開いてきてしまっていたので、開きを抑えることを意識して修正した」と終盤にかけて勢いを取り戻した。
この日、ヤクルトのスカウトのスピードガンでは最速145キロを計測。視察した阿部スカウトは「ちゃんと指にかかった球はいい感じに決まっていた」と持ち味の真っすぐを評価した。