履正社・岡田監督 教え子のヤクルト宮本から青マスクの差し入れ「ありがたい」
大阪府高野連による独自大会と甲子園交流試合を控える昨夏の甲子園王者・履正社に、OBでもあるヤクルト宮本丈内野手から、ありがたい差し入れだ。3年生部員のために作製された、青色のオリジナルマスクが18日に届けられ、この日、履正社グラウンドで智弁和歌山と練習試合を行った履正社・岡田龍生監督(59)は「ありがたいことです」と早速着用した。
宮本は「自分がお世話になっている、スポーツメーカー(SSK)の方と、母校が今回の甲子園大会(大阪府の代替大会や甲子園交流試合)に出場することなどの話をしている時に、何か自分が協力できることはないかという話になり、SSKさんと話をしてマスクを送ることに決めました。少しでも安全にという気持ちとたくさん楽しんでもらいたいです」と今回の差し入れに込めた思いを説明した。
大阪府の代替大会では、履正社は22日の北かわち皐が丘との初戦から優勝を目指し、甲子園交流試合では星稜との一戦を戦う。OBからの思いも胸に、3年生最後の夏を戦っていく。