広陵が初戦突破 中井監督「野球が好きなんだなと感じます」
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「高校野球広島大会・2回戦、広陵7-0呉」(19日、東広島運動公園)
広陵が初戦となる2回戦で呉と対戦。五回コールドの大勝で好発進を決めた。
0-0で迎えた四回。無死一、二塁から4番・渡部聖弥外野手(3年)が呉先発の福永迅投手(3年)から右中間への2点適時二塁打で均衡を破るとこの回、打者一巡の猛攻で一挙7点を奪った。「あまり打ててなかったので、思いっきりいきました」と喜んだ。
また、走攻守3拍子がそろうプロ注目の宗山塁内野手(3年)も3打数2安打と活躍した。「ドンドン振っていけと言われました。初戦を勝ち切れて良かった。優勝という目標を持ってやっていきたい」と意気込んだ。
中井哲之監督(58)は「一点一点ちゃんといこうと思って(序盤は)硬くなったが、よくしのいでくれた」と安どした。
広陵は18年の夏に甲子園に出場した。今大会は中止となったが、「選手は下を向いていないし、明るい。やっぱり野球が好きなんだなと感じます」と語った。