巨人・田口が2軍戦で2回無安打無失点「もっと良くなると思う」
「イースタン、巨人-ロッテ」(19日、東京ドーム)
巨人は左太もも裏の張りで5日に1軍登録を抹消されていた田口が先発。約2週間ぶりとなる実戦登板で2回無安打無失点の投球を披露した。
田口は初回、先頭の福田秀を遊飛に仕留めると後続も断ち、わずか8球で初回を終わらせた。二回は2死から四球で出塁を許すも次打者を見逃し三振に打ち取り、危なげなく予定されていたイニングを投げきった。左腕は「もっともっと良くなってくると思う」としながらも「問題なくゲームに入ることができた」とこの日の最速は141キロを計測。阿部2軍監督も「状態的にはまずまずだったんじゃないかなと思うし、ここからもう一段階、二段階ぐらい踏んで、早く1軍に戻って欲しい」と語った。
二番手も直江も続いた。田口の後を受け、3回からマウンドに上がると5回3安打無失点。福田秀から三振を奪うなど6奪三振の快投を見せた。
一方の打線は初回に1軍から参加した岸田が先制ソロ。同点とされた九回には田中貴が右翼へ一発を放ちサヨナラ勝ち。指揮官は「すごく締まった良い試合だった」と振り返った。