ヤクルトドラ1奥川がプロ初失点 楽天・和田恋に2ラン被弾

 「イースタン・リーグ、楽天-ヤクルト」(20日、森林どりスタジアム泉)

 ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(19)=星稜=が、プロ入り初の被弾を許すなど初失点を喫した。これまでの最長である2回2/3を投げ、5安打3失点。無四球で3奪三振だった。三回途中での降板にはなったが、ベンチへ戻ると笑顔を見せていた。

 4度目の先発だった。その立ち上がり。まずは18年新人王の田中を直球で投ゴロに抑えたが、村林へは右前打を許した。続く同学年の黒川(智弁和歌山)は二ゴロに打ち取ったが、4番・和田恋には高めに浮いた直球を右翼へ運ばれた。プロ入り初の被弾で2点を失うと、さらには二回。連打を許すと、無死一、三塁から併殺の間にさらに1点を失った。

 自己最長となる三回のマウンドへも向かった。2周り目の対決となったが田中に右前打を浴び、村林は犠打。黒川へは内角の変化球で空振り三振を斬ったところで、降板となった。40球だった。

 これまで3度の登板では1イニング、1イニング、2イニングと順調にイニングを伸ばしてきた。いずれも無失点。5イニング目での初失点となった。降板後は池山2軍監督や小野寺2軍投手コーチから助言をもらい、時折笑顔を見せながら何度も頷いた。奥川は初登板となった6月20日に、「これから打たれたりすることもあると思うんですけど、その中でどうして打たれたのかを反省しながら、成長につなげていきたい」と話していた。

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