オリックス3連敗でストップ 若月逆転満塁弾 20年ぶり濃霧で八回途中コールド
「楽天3-10オリックス」(21日、楽天生命パーク宮城)
濃霧のため、八回表無死満塁で中断となり、そのままコールドとなった。オリックスが14安打を集中。今季最多の10点を奪って逆転勝ち。連敗を3で止め、今季10勝目を挙げた。
開幕から4番を務めていたジョーンズを6番に、ロドリゲスを4番に据える新打線は、“3度目の正直”で満塁の好機をようやく得点につなげた。
2点を追う展開。楽天先発・石橋に対して、四回1死満塁では、ジョーンズが右飛、太田が三振。五回は2死満塁としたがロドリゲスが空振り三振に倒れていた。
六回は2番手・宋家豪からジョーンズ、太田の連打と四球で1死満塁。若月がチェンジアップを捉えた打球は左翼席への2号逆転グランドスラムとなった。
七回も無死満塁となり、これで4イニング連続の満塁。2死から安達の左前2点適時打、若月の中前適時打、大城の中前2点適時打で5点を加えて試合を決めた。八回は無死満塁から1点を奪ったところで試合が中断した。
先発アルバースは6回5安打2失点で2勝目。
濃霧によるコールドは2000年5月9日のオリックス-近鉄(米子市民)以来20年ぶり。