オリックス 6点差大逆転!西村監督はリリーフ陣を評価
「楽天7-11オリックス」(22日、楽天生命パーク宮城)
オリックスが最大6点差からの劇的な逆転勝利で連勝。敗れた日本ハムと並んで5位タイとなった。
ハイライトは2点ビハインドで迎えた九回だった。1死二、三塁から大城が中前へ逆転2点タイムリー。「いい当たりではなかったんですが、野手の間を抜けたんでよかったです」。この日3番の打順に入り、バットで期待に応えた。
反撃への合図は主砲のアーチだった。約1年ぶりに4番に座った吉田正が6点を追う五回の先頭打席でチーム初安打となる右翼席への6号ソロ。八回にも右翼線への適時二塁打を放ち2試合連続のマルチを記録。さらにこの回、21日の楽天戦から6番のジョーンズが右前適時打を放つなど3点を奪い勢いを呼んだ。
新打順について西村監督は「昨日も、今日もピッチャーが違うわけですから。どういう打順を組んだらいいか」と説明。「誰が調子が良くて、落としているのかを考えていかないと」とした。
一方、リリーフ陣も踏ん張り逆転勝利をお膳立て。先発・鈴木が3回1/3を6失点。ただ、四回以降を吉田一ら4投手の継投で1失点でしのいだ。西村監督も「抑えてくれて、そういうのが大きい」と納得の表情。「明日、どうやってまた戦うか」と次戦を見据えた。