関西学院・藪ジュニア、父の前でハツラツ2安打1盗塁
「高校野球兵庫大会・2回戦、川西北陵0ー9関西学院」(23日、ベイコム野球場)
阪神やアスレチックスなどで日米通算91勝を挙げた藪恵壹氏(51)の次男、雅博外野手(3年)を擁する関西学院が9-0の七回コールドで川西北陵を下し、3回戦に進出した。藪ジュニアは4打数2安打だった。
181センチ、75キロの藪は右投げ左打ち。「2番・左翼」でフル出場した。二回には中前打で出塁し、二盗を決めた。六回も中前打を放ち、追加点を呼んだ。広岡正信監督は「藪君にしたら100点。藪君が打てば連戦連勝」と称えた。
藪は「チームの勝ちに結びつけられて良かった」と笑顔。父の恵壹氏はスタンドから夫婦で応援。「努力のできる子。仲間と1試合でも多くできるように頑張ってほしい」とエールを送っていた。