スカウト注目の倉敷工・福島、六回途中4失点敗退 プロ入りへ「上の世界で頑張りたい」
「高校野球岡山大会・2回戦、岡山学芸館4-1倉敷工」(24日、倉敷マスカットスタジアム)
倉敷工の最速147キロ左腕・福島章太投手(3年)が、岡山学芸館戦に先発し、5回2/3を4失点。昨夏の準々決勝で敗れた相手にリベンジは果たせなかった。
初回、スクイズの処理をミスし先制点を与えたが、何度も146キロを計測するなど、持ち味の直球で押し、その後は無失点。しかし同点の六回、スクイズで勝ち越され、続く打者に2点適時打を浴びて降板。「負けてから学芸を倒すためだけに1年間やってきた。やり返すつもりだったが、うまくいくことばかりではないんだな」と、悔しさをにじませた。
この日は9球団のスカウトが集結。視察した西武の渡辺久信GMは「バランスが良くて、体幹もしっかりしている」と評した。
プロ志望届提出を明言した福島。「悔しさを忘れずに上の世界で頑張りたい」と、プロ入りの夢を語った。