ドラフト上位候補155キロ右腕の苫小牧駒大・伊藤“新球”に手応え 5球団視察
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「オープン戦、北海道ガス3-0苫小牧駒大」(25日、栗沢球場)
今秋ドラフト上位候補で最速155キロ右腕の苫小牧駒大・伊藤大海投手(4年・駒大苫小牧)が北海道ガス戦に先発し、今年に入って最長となる6回を1失点にまとめた。昨秋から本格的に取り組むカットボールを多投。右打者を泳がせて二ゴロに仕留めるなど、「自信を持って投げていこうかな」と手応えをつかんだ。
NPB5球団の視察を受ける中、最速は楽天の計測による149キロにとどまった。全体的な出来に納得はしていないが、社会人相手に「変化球をうまく使ってという部分で粘れたっていうのは1つ収穫」と前向きに捉えている。阪神・葛西スカウトは「変化球は多彩でストレートもしっかりとしている。完成度は高い」と評価した。