二松学舎大付 身長2メートルの秋広が二刀流で存在感 5回1失点&1安打1打点

 文京にコールド勝ちした二松学舎大付ナイン。後列右から3人目が秋広優人
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 「高校野球東東京大会・1回戦、二松学舎大付10-2文京」(25日、大田スタジアム)

 身長200センチの右腕が投打二刀流の活躍でビックな存在感を見せつけた。プロ注目の二松学舎大付・秋広優人投手(3年)がソフトバンクなど複数球団のスカウトが視察する中、5回を6安打1失点と粘投。六回からは一塁に回り、打っては3打数1安打1打点と初戦突破に貢献した。

 「毎回ランナーを置いて、いつ点を取られるかという状況だった」と二回に先制を許したが踏ん張った。味方が逆転した直後、五回2死満塁のピンチでは相手の5番をフォークで空振り三振。4番に座る打撃では、六回に左越え適時二塁打を放ち、この回一挙7得点の猛攻に一役買った。

 市原勝人監督(55)は「今日は勉強になったと思う。ピンチをいっぱい経験したので腰が据わってくるかな」と秋広のさらなる成長に期待する。

 プロから熱視線を浴びる中でも秋広は「まずは優勝。監督さんを東京一の男に」と今年、育成功労賞を受賞した恩師のため目の前の試合に全力を注ぐ。

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