巨人、育成・田中豊樹投手を支配下登録 背番号「19」即1軍昇格も
巨人は26日、育成の田中豊樹投手(26)を支配下選手登録した。
背番号は「19」に決定。13年から18年までは菅野、19年は上原浩治氏が背負っていた偉大な番号を身にまとう。
「うれしいです。やっとスタートラインに立てたと思っています。ファームの監督はじめ、首脳陣の方々、裏方の皆さまに本当に感謝しております。これからは1軍の戦力になれるよう、全力で頑張ります」とコメントした。この日のイースタン・ロッテ戦の試合前練習に姿を見せず、支配下登録即1軍昇格が見込まれている。
田中豊はここまでイースタンで10試合に登板。クローザーの役割を担い、3セーブをマークしている。16日・西武戦から19日・ロッテ戦にかけて8者連続三振を記録するなど、高い奪三振率を誇り、阿部2軍監督も「もっと色んな場面で投げるところを見てみたい」と評価していた。
◆田中 豊樹 (たなか・とよき) 1993年12月1日生まれ、佐賀県出身。佐賀商-日本文理大を経て16年から日本ハム。19年オフに日本ハムから戦力外通告を受け、トライアウトを受験し今季から巨人と育成契約していた。180センチ、98キロ。右投げ右打ち。