ヤクルト・山田哲が抹消 要因は明かさず…高津監督「ちょっとお疲れなので」
2位を走るチームに衝撃が走った。ヤクルト・山田哲人内野手(28)が27日、出場選手登録を抹消された。要因などは明らかになっていないが、シーズン途中での抹消は「左第8肋骨(ろっこつ)骨挫傷」で離脱した2016年8月10日以来、1447日ぶりだ。
プロ10年目で初めて経験する過密日程に、体の状態を見ながらの出場が続いていた。15日の阪神戦(甲子園)で今季初めてスタメンを外れると、高津監督は「ちょっとお疲れなので」と説明。「体調管理をするのも僕の仕事」と、疲労を考慮しながらの出場が続いていた。
今季はここまで27試合に出場し、打率・233、4本塁打、17打点。24日から始まった神宮での有観客試合では、ファンの鳴らす手拍子が応援歌を奏でるように音を刻み、「気持ちは高ぶりました」と表情を緩めていた。
28日からは本拠地に1ゲーム差の3位・阪神を迎え撃つ。強打者である山田哲の離脱に加え、ベテランの雄平もこの日、出場選手登録を抹消された。正念場でもチーム一丸となって乗り越えていく。