東大阪大柏原・近藤「山下魂」で2回0封
「高校野球大阪大会・2回戦、東大阪大柏原15-0和泉総合」(31日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
「山下魂」でアピールだ。今秋ドラフト候補の東大阪大柏原・近藤一輝投手(3年)は、三回から登板して2回無安打2三振で勝利に貢献。「まっすぐでどんどん押して打ち取るピッチングをしました」。昨年12月に同校で行われた「甲子園塾」での、星稜名誉監督の山下智茂塾長(75)からの教えも胸にさらに上を目指していく。
「(甲子園塾で印象に残ったのは)全力ダッシュ(の重要性)とかで。その時はチーム的に気が抜けていた時で、そこからチームもまとまりました」
「甲子園塾」をきっっかけにチームがまとまり、土井健大監督の指導もあって相手の好プレーにも拍手を送る姿勢も浸透。最速140キロ超えの直球が武器の近藤は「1つでも多く勝って優勝したい。個人ではプロで投げるピッチャーになりたい」と力強かった。