神戸弘陵・野島投手がプロ志望届提出へ 目標は楽天・則本昂
「高校野球兵庫大会・3回戦、神戸学院大付3-0神戸弘陵」(2日、G7スタジアム神戸)
敗れた神戸弘陵・野島勇太投手(3年)が、プロ志望届を提出する意向を明かした。
大会初登板となったこの日は、先発して7回2/3を8安打3失点で8奪三振という力投を見せながらも、勝利にはつながらなかった。「今日はそんなにボールが走っていなかったので。自分の失点で負けてみんなに申し訳ないです。自分のせいで、去年の夏も自分の失点で負けたので、3年間は悔いが残った形です」と肩を落とした。
昨年は兵庫選抜に入り、プロ注目の明石商・中森俊介投手(3年)らと共に台湾遠征も経験。身長は176センチで体重は69キロ。最速139キロという数字も「(球速を)あまり測っていないので」と話し、キレのあるボールが持ち味の右腕だ。プロの複数球団のスカウトから視察されるようになり「プロの方が見に来てくださるようになって、そういうチャンスがあると思うので(プロに)挑戦しようと思いました」と話す。
プロ志望届に関して「今のところは出すと思います」と話し、8月のプロ志望高校生合同練習会にも参加する意向だ。「楽天の則本(昂大)投手が目標です。(理由は)三振を取れるところで、僕も三振を取っていきたいので」と、高い志を胸に夢を追っていく。