DeNA・ラミレス監督、平良の白星熱望も…打線沈黙に悔しさを押し殺す

8回の攻撃を終え、選手交代を告げたラミレス監督
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 「阪神3-1DeNA」(2日、甲子園球場)

 DeNA・ラミレス監督が、7回2失点と好投した平良を絶賛。またも援護することができなかった打線について「打つ時もあれば打たない時もある」と悔しさを押し殺した。

 平良は低めへ球を集め、早いカウントから勝負を仕掛けてきた阪神打線を翻弄(ほんろう)。「ランナーを出しても粘り強く投げることを意識して試合に臨みました。得点圏にランナーを置く状況が多かったですが、戸柱さんと配球を考え、抑えられたことはよかったです」と振り返った。六回に2点を失ったが、続投した七回は無失点に抑えた。

 ラミレス監督は「素晴らしいピッチングだった。7回投げて2失点。これ以上ない素晴らしい投球だった」と絶賛。七回も続投させたことについて「信頼もしていますし、スタミナもあったと判断した。あとはどうしても今日、彼には勝ってもらいたかった」と話した。

 右腕はこれでリーグ2位の防御率1・99と安定感抜群の投球を続けているが、白星は7月5日・ヤクルト戦から遠ざかっている。ラミレス監督は「本当にすごくいい投球をしているが、打者もその時に限って打たないようにしていることはない。打つ時もあれば打たない時もある。それが野球。一つ間違いないことは、平良が素晴らしいピッチングをしているということ」と申し訳なさそうに話した。

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